Later Mail を作ってみました

先々週の週末(8/14、15)、たぶん、ここらあたり(HitMeLater―メール用スヌーズ・ボタン | TechCrunch Japan)で、Hit Me Later というメール転送サービスがあるのを知りました。
これは、『メールアドレスにメールを返して欲しい時間を入れるだけで、その時間になったらメールを送り返してくれる』というサービスで、そのあまりにもシンプルなアイディアに感動して使ってみたところ、ちゃんとメールは返してくれるんだけど、日本語が化け化けで、おしいなぁと。
で、POLAR BEAR BLOG: もらったメールを、好きな時間に再配達してくれるHit Me Later に「日本語の類似サービスがないか探してきます」という記事があったので、自分で探しても見つからなかったけど、きっとシロクマな人は探してくれるんだろうと期待して1週間ほど待ってたんですが音沙汰なし。じゃあ、簡単そうだから作っちゃうかと。

Later Mail の使い方


Hit Me Later にならって、Later Mail に説明ページを置いておきました。イメージもそれらしくしてみました(ただ、イラストや透過PNGを使っているところなんかはガッツがなくてパス。透過PNGって作るの面倒ですね)。
使い方は簡単です。1@5-55.jp にメールを投げると 1時間後に投げたメールを投げ返します。2@5-55.jp は 2時間後、3@5-55.jp は 3時間後、で、24@5-55.jp まで指定できます。
あと、本家にならって、sunday@5-55.jp、monday@5-55.jp、tuesday@5-55.jp、wednesday@5-55.jp、thursday@5-55.jp、friday@5-55.jp、saturday@5-55.jp も指定できます。今日から数えて次の曜日にメールを返します。(曜日は sun などと省略しないでください。宛先不明で戻ってきます)

Later Mail の使い方(おまけ)

本家を使っていて、ちゃんと返してくれるかどうか、最短でも 1時間待たないと結果がわからないのが不安だったので、0@5-55.jp も作っておきました。ここに送るとすぐメールが返ってきます。(すごく負荷が高くなるようなら 0@5-55.jp は止めてしまいますので、ほどほどでお願いします)
あと、添付ファイルを付けても大丈夫です。複数送信先(To:)が指定されても大丈夫です。こういうサービス(メールを転送して後で返してもらうサービス)なので、CC:、BCC: を付けても、そちらへ配送したりはしません。
なんらかの原因で 8日以上放置されたメールは自動的に削除されます。また、Postfix sendmail がエラーを出した場合、エラーがなくなるまで、10分間隔でリトライします。
テストでは、sendmail はパラメータエラーくらいしかエラーにならなかったので、どういう場合にエラーになるかは今後検証します。(こちら側のサーバあるいはネット環境がダウンしているような場合はメール自体送れないので誤って10分ごとに延々とメールを送り続けるということはたぶんないと思いますが)

どうやって作るか

先週末の土日、2日くらいの作業でできました。自分でメールサーバを立てている人なら誰でもできると思いますので、技術情報はあとでこの日記の 23、24あたりで書きます。
追記:書きました。
   Later Mail を作る - satake7’s memo
   Later Mail を作る(続き) - satake7’s memo
   Later Mail を作る(まとめ) - satake7’s memo