Ubuntu Serverでサーバを作ってみた

Ubuntuでサーバを作る

ここ(→Homepage | Ubuntu Japanese Team)からUbuntuサーバ版をダウンロードする。ボクが落っことしたときは、Ubuntu 7.10だった。

DVDに焼く

ダウンロードしたファイルはisoファイル「ubuntu-7.10-server-i386.iso」なので、これをRecordNow!でDVDに焼いた。そんなことは普通やらないとは思うけど、isoファイルをRecordNow!にドラッグしてファイルとして焼いてしまうと、そのDVDからは立ち上がらないので要注意(勢いで焼いてしまった人が約1名ここにいる)。

DVDを入れてマシンをリブート

Ubuntuの起動メニューが表示される。一番上の「Install to the hard disk」を選択。Languageは当然のごとく「日本語」を選択。キーボードレイアウトを検出(detect)できますよと聞いてくるけど必要ないので「いいえ」を選択。そして、キーボードは「Japan」を選ぶ。キーボードをnationalとLatinでトグルするときのキーバインドはという質問はどういうときに使うかわからないのでデフォルトの「Alt+Shift」を選択。

必要最小限のことを聞いてくる

ホスト名は「ubuntu???」と入れるのが普通なのかな。インストールしようとするマシンにはWindows環境が入っているので、パーティショニングで「ガイド−最大の連続空き領域を使う」を選択する。ディスク書込みにも勇気をもって「はい」を選択。ユーザは本名を設定するらしい。ユーザID、パスワードはなんでもいいらしいが、IDのお勧めはファーストネームらしい。

その後もいろいろと

追加で入れるパッケージを聞いてくる。LAMPとOpenSSH、Sambaを入れてみた。あとでtaskselコマンドで入れられるらしいのでLAMPだけでもいいようだけど。
mysql-server-5.0のインストールでrootのパスワードを聞いてきた。Ubuntuは最初、rootにパスワードがつかず、rootログインできない設定なので、「sudo passwd root」でパスワードをつけてたんだけど、これでやらなくてもいいのかな。(ダメみたい。mysqlのrootと違うようだ)

ブートローダをどうする

このマシンにはマルチ・ブートローダとして「System Selector」が入っているんだけど、Ubuntuはその中のデフォルトOSを1つだけ認識したみたいだ。マスタブートレコードにGRUBブートローダを書き込んで「System Selector」が生きていられるか甚だ不安だけど、ダメもとでインストールしてみる。(デフォルトOSは起動できたけど、System Selectorは上がらなくなった。ま、想定済みだからいいけどね)

リブート

Ubuntuの起動メニューが立ち上がり、Ubuntu7.10は無事起動した模様。Running local boot scripts (/etc/rc.local)で延々止まっているので、Enter押してみたら「login:」が出てきた。こういうものか。裏でプロセスが動いていれば無問題ということですね、きっと。