AdSenseテスト終わり

1ヵ月半にわたり表示してきたAdSense広告ですが、期待されるようなクリック率もなく、うざいだけなので取り外すことにしました。ま、はてなでこの種のことをやるのは元々あってないということで。
以下、AdSenseを有効活用しようと思って調べてきたなかで気になったことのメモ書きです。(自分でやってみたこともありますし、規約上まずそうなためやらなかったこともあります)

アボセンス

http://ballz.ababa.net/abosense/abosense.ja.html によると、10日くらい不正アクセスを続けると対象サイトの AdSenseアカウントは抹消されるそうですが、いくつか調べた情報を総合すると、AdSenseによる支払が起きる限度額($100)を超えて、$200になるくらいまでにパターン分析がかかって、NG判定されるようです。もし、急に収益が増えたときは喜んでばかりいないで、どこからのアクセスか把握して手遅れになる前にGoogleにメールしておいたほうがいいかもしれません。(もし本当にAdSense狩りにあっているのであるとすれば、それで救われるかどうかはわかりませんが)

各種プロキシ

玉ねぎ系プロキシ(Tor)は、AdSense広告表示の時点で NGにしているようです。Tor Enableにすると、AdSense広告自体表示されません。(表示されないのは、アクセスに時間がかかるためという物理的な要因かもしれませんが、おそらく、Tor自体ブロックしていると考えられます。Torが何かわからない場合は近寄らない方が無難)
プロ串の扱いは微妙です。AdSense広告の表示は行われますが、直接アクセスの場合とプロキシをかました場合で、広告が4つ表示されるところが2つになったりするような変化が見られるときがあります。プロキシ判定を行って、プロキシ経由だということをちゃんと把握しているのかもしれません。
VPNはプロキシとしてみなされていないようです。VPN経由のアクセスは直接アクセスと区別されている感じはありません。

スマートプライシング

情報商材などで次のような不正クリックの方法を仄めかすものがあります。昔は通用していたのかもしれませんが、いまはこんなラフな方法が通用するわけはありませんのでやるだけ無駄です。

  1. プロキシ自動切換えツールなどでIPアドレスを一定時間ごとに切り替える
  2. クッキーをクリアして、画面をリロード(再表示)
  3. AdSense広告をクリック。1への繰り返し
  4. オートサーフ等でアクセス数を水増ししてクリック率を1%程度に下げておく

仮にこのような方法で完全にIPアドレスを偽装できたとしても、この広告クリックによる広告主への成果はゼロなわけですから、CVR(顧客転換率)の低さからいずれスマートプライシングでペナルティ(クリック単価の減少)を食らうと思われます。1クリック$1程度のクリック単価が、$0.01になってしまっては、わざわざ危険を冒してまでやる意味がないでしょう。