screen
1つのターミナルの中で複数のターミナルを立ち上げてくれる。いままで複数のターミナル画面を立ち上げるためにその分だけ「Tera Term」の接続(Window)を起動していたんだけど、これを使うと1つの接続で画面切替ができる。激しく便利。
インストール
$ sudo apt-get install screen
以下のパッケージが新たにインストールされます: screen 取得:1 http://jp.archive.ubuntu.com gutsy/main screen 4.0.3-0.4ubuntu2 [588kB] screen (4.0.3-0.4ubuntu2) を設定しています ... Removing any system startup links for /etc/init.d/screen-cleanup ...
いつもながらUbuntuでのインストールはきわめて簡単。
設定ファイル
そのままでも使えるが、キーアサインを変えておいたほうがいいらしいので最小限の変更を行う。
$ cat .screenrc
escape ^Tt hardstatus alwayslastline "%`%-w%{=b bw}%n %t%{-}%+w" defhstatus "^En:^Et" startup_message off autodetach on defscrollback 10000 bind ^W windowlist -b # リストから選択してEnterで切替 bind ^Q quit # 確認の後、全て終了
screenのコマンドを使うときのエスケープキーとして「Ctrl+T」を使用する。あと「hardstatus:一番下の行にステータスを表示」、「defscrollback:スクロール行を設定」など。よくわからずに書いているものもある。
簡単な使い方
$ screen -UxR
- 新しい端末作成 (Ctrl+T)-c
- 次の端末 (Ctrl+T)-n
- 前の端末 (Ctrl+T)-p
- リストから選択 (Ctrl+T)-w
- コピーモード (Ctrl+T)-[ (バックスクロールモードになります)
- 貼り付け (Ctrl+T)-] (開始と終了をEnterで選択したエリアの貼り付け)
- セッション切断 (Ctrl+T)-d
- screenの終了 (Ctrl+T)-\ (確認が出ます)
いずれも大文字、小文字関係あります。(Command-nとCommand-Nは違うということ。これ、気をつけないとちょっとはまります)